【三浦春馬さんも絶賛した】幻のカニと呼ばれるDeepSeaRedCrabの特徴とおいしい食べ方について

冬の味覚の「カニ」その代表格と言えば、ズワイガニ・タラバガニ・毛ガニを想像する方が多いですよね。
カニ鍋や焼きガニなど、年末年始にご家族で贅沢をしたい時の定番食材でもあります。
しかし、そんな3大ガニの常識を覆す食材「Deep Sea Red Crab」という種類のカニが、現在一部メディアで話題になっているのをご存知でしょうか。

おそらくまったく馴染みのない方が多いと思いますが、実はこの「Deep Sea Red Crab」、リーズナブルで味も良くこれからカニの定番食材となる可能性を秘めているのです。

そこで今回は、「Deep Sea Red Crab」を取り扱っている「かに物語」さんに、特徴や魅力、他のカニとどんな違いがあるのかを徹底取材してみました!

Deep Sea Red Crabの特徴

――まずはDeep Sea Red Crabとはどのようなカニなのか、見た目や味の特徴などを教えていただけますか?

Deep Sea Red Crabは、大西洋、太平洋に生息し、名前の通り深海に生息するカニです。日本名で「まるずわいがに」(学名オオエンコウガニ)とも呼ばれ、茹でる前から赤いカニであり、見た目は少々ずんぐりむっくりしていて、甘みが強く弾力性があるカニです。

よく毛ガニに似ている味と言われます。日本の近海にも生息しますが、深海であるが故に商業ベースにはならず、漁師がたまに網に引っかかる程度で「幻の蟹」などと言われ、テレビで放映されたりします。(宮城県気仙沼市の地域資源として国より認めて頂いております)

 

なるほど、一応ズワイガニに近い種類のカニなのですね。そう思うと、一気に親近感がわいてきました。
深海魚は見た目がちょっと悪いけどおいしいと話題になっていますし、一度味を知れば今後さらに一般的になりそうですね。

Deep Sea Red Crabを取り扱おうと思った経緯

Deep Sea Red Crabを取り扱おうと思った経緯

――(株)カネダイ直販事業は、なぜこのDeep Sea Red Crabというカニを取り扱おうと思ったのか、経緯をぜひ教えてください。

弊社は宮城県気仙沼市に所在する漁業会社でもあります。
昔から遠洋マグロ船を経営している中で、当社社長が約50年前にマグロの他にもおいしい食材を日本へ届けたいという気持ちから世界の海を探し、このカニに出会いました。

漁獲海域は南大西洋、ナミビア共和国沖合であり、遠洋マグロ船を改造し蟹工船を作り操業を始めました。
船上で漁獲後、1時間以内にボイルし急速凍結をします。

日本にはなじみが薄い蟹ですので最初はなかなか売れず、流通させるためには食べやすさも大事と考え、船上で凍らせた蟹を一度も解凍せずに剥く技術を開発し、むき身にし、主に業務筋・中華街・外食産業にBtoB(企業が企業に向けて)で販売をしてきました。

この蟹は食べて頂ければお分かりになって頂けると思いますが、非常に甘みの強い蟹です。そして弾力性があり、そのまま召し上がっても美味しいですが、加熱料理等にも非常によく合い和洋中で引き合いが強いです。

よく毛ガニに似ていると言われ、オフレコですが、昭和・平成前半は毛ガニの代用として北海道で販売をする業者様も居らっしゃいました。
勿論当社は「まるずわいがに」で販売しております。(日本で出回る蟹製品はほとんど、漁獲する人、加工する人、販売する人が別々であり、農産物のように顔が見えづらいですが、私たちは今でいう六次化産業であります。)

2011年3月東日本大震災を経験し、会社が壊滅的になり、工場も無くなり、従業員を解雇せざるを得なくなりました。そして2011年9月、少し世の中が落ち着いた際に、新たな雇用を創出する為に新規事業で直販事業を立ち上げました。

2011年11月に被災地で初めての商業施設「復興屋台村気仙沼横丁」がオープンし、そこでDeepSeaRedCrab専門店「かに物語」として小さなレストランを始めました。
そこでは、蟹をそのまま召し上がって頂いたり、当社が強く押す、溶かしバターレモンソースを合わせて提供していきました。

蟹がメインですが、レストランですので蟹を使用したメニューも開発し現在No1人気のビスクやクラブケーキ、フレンチカレーと言った料理も提供しました。
翌年以降に仮設工場ができ、蟹や料理を商業製品として「かに物語」ブランドで製品化し、気仙沼の自店舗だけではなく、お客様が多くいらっしゃる全国の百貨店への催事出店が始りました。並行してECサイトも確立しました。

Deep Sea Red Crabの品質について

――Deep Sea Red Crabの希少価値が高いのは理解しましたが、実際品質が少し心配な方もいると思います。そのあたりは安心できるのでしょうか?

蟹はよく当たりはずれの多い食材と言われます。身が痩せていたり、塩辛かったりを経験したことがある人が多くいらっしゃると思いますが、当社の扱う蟹は漁獲後からのスピーディーな処理、そして凍った状態でのむき身工程や殻付き商品の場合でも工場の作業をする人達が手作業で一つずつ丁寧に検品しながら行いますのでその点はご安心ください。
そして上手な解凍のコツもお客様にお教えし召し上がってもらうようにしております。(HPで公開しております)

カニの品質に関しては、外国産国産問わずお客さんが気になるところだと思うので、やはり品質保証が証明されていると安心できますね。

今後Deep Sea Red Crabをどのように広めていきたいか?

今後Deep Sea Red Crabをどのように広めていきたいか?

――今後Deep Sea Red Crabをどのように広めていきたいか、展望や具体的な取り組みのビジョンはありますか?

私たちはDeep Sea Red Crabを通して、お客様に“特別”な時間を、もっと身近にもっと楽しんでいただきたいと考えています。
震災で多くを失うと同時に、多くのことにも気づきました。それは、50年にわたって守ってきたこの商品への自信と愛情です。
「特別をもっと身近に。」
そんな思いで新たに進み始めた、〈かに物語〉。私たちの自慢の商品が、皆様の食卓の彩りとなり、特別な時間をお届けできたら幸いです。

メディアへの露出もあり!

メディアへの露出もあり!

――Deep Sea Red Crabはテレビ番組でも紹介された実績があるようですね。その経緯や様子を詳しく教えていただけますか?

まず、惜しくも2020年にこの世を去ってしまわれた俳優の「三浦春馬」さんが「プラスアクト」の取材で来てくださったことがメディア露出のきっかけです。
前もって知っていたとは言え、社内はパニックです。にわかに会社の中が明るくなりました。
素敵な笑顔と共に会社の応接室に入ってきてくれました。

その後、弊社の歴史や震災後の気仙沼復興への道筋、弊社の商品に対する思い等の内容を対談後、工場見学や自慢の商品を試食していただきました。
その中でも“ DeepSeaRedCrabビスク ”が濃厚で美味しい!!との嬉しいお声をいただきました。
「かに物語もクオリティーは凄く高いから、もっと知ってもらってもいいと思う。イベントでもネットでも、いい形で仕掛けられたらいいですよね。復興のシンボルにもなるはずですし」と全国に向けてコメントもしてくださいました。
取材後は、気仙沼市内の有る商業施設「海の市」内の「かに物語」店舗を知らぬ間に訪問して下さり、ビスクをはじめいろいろな商品をご購入してくださいました。

そして、2020年4月、4年かけてプラスアクトの取材を通して訪れた47都道府県のメイド・イン・ジャパンを「日本製」という本にして出版されました。
弊社は宮城県として掲載されております。今年の7月4日には日テレ系「世界一番受けたい授業」にて三浦春馬先生のご紹介でかに物語が紹介され、番組内では試食としてビスクが振る舞われました。
動画は掲載できませんので、以下内容を抜粋します!

ナレーション
宮城県では水産加工の工場を訪問「まるずわいがに」と言われる大型の蟹を使い、蟹のビスクスープ等、(効果音:シャキーン)〈かに物語〉という新ブランドとして展開しています。
上田晋也さん:「かに物語のビスク ご用意いたしましたので召し上がってみてください」
ウエンツ瑛士さん:「具がたっぷり」
有田哲平さん:「具・具・具が多いですよね だから食べれるビスク」
佐藤栞里さん:「凄~く美味しいです。ちゃんと蟹の甘みとか旨みが凄い入ってます」
中村倫也さん:「いや、すごく贅沢な気持ちになりますね これだけ」
岩田絵里奈さん:「こんなに濃厚な蟹のスープなんて 食べたことがない」
三浦春馬先生:「〈まるずわいがに〉ってこんなに美味しいのに、知名度があまりないんですね!だからこうしてブランド力を上げてるんですね」

こんな掛け合いが放送されたんですよ。嬉しい限りです。しかしこの2週間後に大変残念なことが起こったという流れです…。

私たち社員は彼の言葉を宝物に、かに物語を成長させ、「日本製」を通して多くの方とのご縁を頂いたことに感謝し、今後も復興した事を報告できるように努めていきたいと考えております。

Deep Sea Red Crabは殻を剥く必要がない!?

――ズワイガニなどでもハサミを使ったりトゲが痛かったりとさばくのが大変です。Deep Sea Red Crabは、そんなカニのめんどくささをクリアしているカニとお伺いしましたが、詳しく教えてください。

かに物語の商品の主流はむき身になっておりますので、ハサミもケガもせず、手が汚れるわずらわしさもございませんので、良く蟹を食べる時は皆さんが無口になると言われますが、楽しい会話と共に明るい食卓にして頂ければと思います。
商品で肩脚肉・爪脚肉と言われる殻付きのものがございますが、こちらは殻に切れ目が入っておりますので、こちらもはさみいらずですし、獲れやすいのでケガもしません。

Deep Sea Red Crabは殻を剥く必要がない!?

むき身の商品を主流にしているのには、そういった気遣いがあったのですね。
たしかに【極】通販ガイド編集部でも、カニ通販サイトを利用した時にさばくのが大変でした。
むき身だと解凍してすぐに食べられるので、カニを存分に味わえますね!

かに物語さんの努力で、今後Deep Sea Red Crabは、レストランはもちろん、私たちの食卓に並ぶのが当たり前になる可能性が高いので、早めにチェックしておきましょう!

かに物語さんの公式サイトはこちら▼
https://kanimonogatari.jp/

※追悼 今回かに物語さまの取材にあたり、改めて三浦春馬さまのご冥福を心よりお祈り申し上げます。